くわれんにゃー

食害防止イメージ

野うさぎの
食害防止に

幼木保護具

特許出願中

くわれんにゃーイメージ

当組合は山林苗木を造林地へ配達に行くこともあり、その際に森林組合や造林事業体から野うさぎの被害が年々増加傾向にあり対応に苦慮していることをよく耳にしました。
植栽工事での経験から新しく材料を開発するのではなく、その分野の資材を使うことで何か対策が出来ないかと考え、着目したのがスギテープです。
スギテープは一般的に支柱と植栽木の緩衝材として使用されています。材料はパームヤシ皮を樹脂で成型したもので、街路樹等に実績があり、樹木自体の成長も阻害しません。
これを加工し適当な長さに切断、両面を合わせ幼木に挟むことで幼木の幹部分を保護し、野うさぎからの切断や剥皮を防ぐことができます。樹種もスギ・ヒノキだけでなく多くの樹種にも対応でき、幼木の成長にも問題はありません。

まだ実績が少なく、この先経過を見ていかなければなりませんが、この幼木保護具が再造林地にお役に立てることを願っております。

特徴

FEATURES

セット内容
パームヤシ皮のシート、ポール(鉄棒等)
くわれんにゃー製品イメージ
  • 天然繊維の材質で腐食し、回収は不要
    (パームヤシ皮を使用)
  • 生長点が幼木保護具より高い位置にあるため捻転しない
  • 簡単な構造で設置作業が簡単
  • 色目が茶色で景観を損ねない
  • 現地で修繕できる
  • 軽量で運搬がラク
  • くわれんにゃーを設置していない幼木

    くわれんにゃーを設置していない場合のイメージ

    野うさぎの歯で切断の被害に…

  • くわれんにゃーを設置した幼木

    くわれんにゃーを設置した場合のイメージ

    野うさぎの歯が届かない位置の高さまで挟んで食害防止

設定にあたっての注意事項

  • 斜面の角度や積雪により野うさぎの歯が届く位置になれば食害を受ける可能性があります。
  • 強風により先端部分が痛む場合があります。
簡単ステップ

設置方法

METHOD

  • STEP1

    STEP1:イメージ図

    幼木の横にポール(竹)を立てる

  • STEP2

    STEP2:イメージ図

    幼木を根本からくわれんにゃーで挟む
    ※上部は15cm程出す

  • STEP3

    STEP3:イメージ図

    枝が横から出ないように留める
    ※推奨留め具…足長9.5mmホッチキス

幼木保護具「くわれんにゃー」に興味がございましたら、
お気軽にお問合せください。

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